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ローソンストア100「デカ盛りチャレンジ」|お値段そのままで増量する12品と、小さな店が真似するコツ

コンビニの店頭に並ぶおにぎり(イメージ写真) ニュース解説

ローソンストア100は2026年11月4日から17日までの2週間、「デカ盛りチャレンジ」を開催しています。たまごサンドを3組入りにするなど、価格を変えずに量を増やす商品が並ぶ企画です。値上げが続くなかで、「量で満足感を出す」という選択肢を小さな店がどう使えるかを整理します。

ローソンストア100が「お値段そのまま」で3組入りにした12品

ローソンストア100の発表(2026年10月28日)によると、同社は468店舗(2026年9月末現在)で、11月4日〜10日を第1弾、11月11日〜17日を第2弾として、合計12品を販売します。デカ盛りチャレンジは1月・5月に続く今年3回目の開催です。

注目したいのは、価格を据え置いたまま中身を増やした商品です。

商品増量の内容価格(本体/税込)
トリプルたまごサンド定番のたまごサンドを1組増やし3組入りに268円/289円
ダブルハムカツサンドハムカツの枚数を2倍に258円/279円
トリプルタルタルチキン南蛮サンド(第2弾)1組増やし3組入りに298円/322円
たっぷりロースハムサンド(第2弾)ハムの量を約1.5倍に278円/300円

このほか、ロースカツを2枚のせたカレー、ビッグサイズのプリンやクレープなども並びます。数量限定で、なくなり次第終了です。

値上げの代わりに「量」で満足感を出す狙いとは

同社は企画の背景として、物価高のなかで「出費は抑えたいが満足感はあきらめたくない」という客のニーズを挙げています。値上げで単価を上げるのではなく、同じ価格で「得をした」と感じてもらう方向の施策です。

なお、発表では増量によるコストや売上への影響は示されていません。以下は、公開情報をもとにした当サイトの見方です。

  • 全商品ではなく数量限定の「イベント」として実施している。常時の増量ではないため、原価の負担を期間と数量で区切れる
  • サンドイッチは1組増やす、ハムカツを2枚にする、というように、見た目の変化が一目で伝わる増量になっている
  • 12品を2週に分けて入れ替えるため、来店の理由を2回作れる

小さな店が「増量企画」を真似するときの考え方

個人の飲食店や小売店でも、考え方は応用できます。ポイントは、増量する対象を絞ることです。

  1. 原価の低い部分を増やす:キャベツ、ご飯、卵など、原価が低くボリューム感の出やすい素材から試す
  2. 期間を決める:1〜2週間の限定にして、反応を見てから続けるか決める
  3. 増量を一言で伝える:「3組入り」「2枚のせ」のように、数字で伝わる表現にする
  4. 数量を限定する:1日の販売数を決めておけば、仕込みと原価を管理しやすい

原価率の考え方は飲食店の原価率と値付けの基本で、客単価の設計は客単価を上げる方法で解説しています。

増量を始める前に確認したい3つの落とし穴

増量は手軽に見えて、利益を削る可能性があります。始める前に次の3点を確認してください。

  • 増量分の原価を先に計算する:1個あたりの原価が何円増えるか、販売数が増えたときに粗利がどうなるかを、事前に試算しておく
  • 通常価格の印象を固定しない:増量が続くと、通常サイズが「小さい」と見られるおそれがある。限定企画と分かる見せ方にする
  • 現場の手間を見込む:盛り付けや包装の時間が増える。ピーク時間帯に回るかを確認する

また、ローソンストア100の発表では、掲載の税込価格は軽減税率に準じ、イートイン利用時は標準税率(10%)が適用されると注記されています。持ち帰りと店内飲食で税率が変わる点は、価格表示でも忘れずに確認しましょう。

まとめ:値上げか増量かは「期間と数量」で決める

ローソンストア100の「デカ盛りチャレンジ」は、価格を据え置いたまま、サンドイッチなどを増量する2週間限定の企画です。小さな店が真似するなら、原価の低い素材を使い、期間と数量を区切って試すのが現実的です。まずは1品、増量分の原価を計算するところから始めてみてください。

てんうんの一言

たまごサンドを3組入りにして268円(税込289円)のままなんだね。まずは「1品だけ・2週間だけ」で試して、増量分の原価を数字で確かめてみようよ。

出典

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